メディカルダイエット
メディカルダイエット
こんな症状の方へ
お腹が
ふっくらしてきた
ストレス無く
ダイエットを
したい
食事制限無く
ダイエットがしたい
肥満傾向で
生活習慣病が気になる
メディカルダイエットとは
メディカルダイエットとは、漢方薬や、2型糖尿病の治療薬として
厚生労働省が承認した医薬品(GLP-1受容体作動薬等)を使用した医学的で科学的根拠に基づいた治療法のことです。
もともと人間の体内に存在する血糖値を下げる機能を持つインスリンの分泌を促すインクレチンというホルモンの1種であるGLP-1は、インスリンの分泌を促すとともに胃腸や脳に働きかけて満腹感を得たり、食欲を抑制する効果があります。
治療方法
ダイエットのコツは食事コントロール
ダイエットには「食事」「運動」という2つのアプローチ方法があります。
人間の基礎代謝は概ね1日あたり1500〜2000kcal程度ですが、これより低いカロリーで毎日を過ごす (食事) 、もしくは消費カロリーを増やす (運動) 、ことによって体重は減っていきます。
ただし、例えば時速10kmで1時間走ったりなどの強度が高い運動を継続し続けることは一般的にかなり難しいです。
そのためダイエットでは食事をコントロールすることが最も重要だと言われています。ただ、
・食欲を自分でコントロールすることが難しい
・好きなものを好きな時に食べたいけど、今の体型は維持したい
・会食や仕事、プライベートの付き合いなどでどうしても食べてしまう
という食事の摂取コントロールが難しい方へ、メディカルダイエットでは食事のコントロールや、食欲を抑制し、過剰な糖質やカロリーの吸収を抑えることで、あなたのダイエットをしっかりサポートします。
とりあつかい治療薬
リベルサス
2021年2月に発売されたばかりで、世界で唯一のセマグルチドを主成分とする経口GLP-1受容体作動薬です。
医学誌「New England Journal of Medicine」によれば、セマグルチドを服用することにより体重が減少したという結果が報告されています。
【効果】
血糖値に応じてインスリンを分泌させ、急激な血糖値上昇を抑制。
胃腸の動きを緩徐に調整、食欲の抑制等。
服用方法・効果が出るまでの期間
朝の食事や水を飲む前に1日1回3mgを一定期間服用し、効果に応じ7mg、14mgと増やしていきます。
(添付文書より)本剤の吸収は胃の内容物により低下することから、1日のうちの最初の食事又は飲水の前に、空腹の状態でコップ約半分の水(約120mL以下)とともに1錠服用すること。
また、服用時及び服用後少なくとも30分は、飲食及び他の薬剤の経口摂取を避けること。分割・粉砕及びかみ砕いて服用してはならない。
早ければ服用後1ヶ月〜3ヵ月程度で体重減少効果が現れます。服用を途中で止めると、リバウンドする可能性もあるため一定期間の服用継続が必要です。
【メリット】
・血糖値の上昇に応じて作用する為、低血糖になりにくいです。
・注射薬ではなく経口薬であるため、服用が簡単で継続しやすいです。
・SU薬とは異なりインスリン自体の分泌を促すものではない為、体重増加の心配が少ないです。
・体内にもともと存在するGLP-1よりも分解されにくく、より効果的に作用します。
【副作用】
副作用で主にみられるものは、吐き気、胸やけ、下痢などの胃腸障害ですが内服継続をすることで、それらの症状は緩和していきます。
一般的には問題なく服用いただける方がほとんどです。もし症状が辛い場合は使用を中止し、担当の医師にご相談ください。
【服用の注意点】
※糖尿病治療中の方は服用できません。
※甲状腺疾患、膵臓疾患の方についても服用できない場合があります。
※重度の胃腸障害のある方、膵炎の既往歴のある方、妊娠中、授乳中、妊活中の方は服用できません。
リベルサスについて
・未承認医薬品等(異なる目的での使用)
本診療科目に用いるリベルサスは、2型糖尿病の治療薬として厚生労働省に承認されています。
肥満治療目的での処方は国内で承認されていません。万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
・入手経路等
提携クリニックで処方するリベルサスは、国内医薬品販売代理店経由で購入しています。
・国内の承認医薬品等の有無
リベルサスと同成分(セマグルチド)の注射製剤が、肥満症の治療薬として国内で承認されています。
・諸外国における安全性等に係る情報
アメリカ食品医薬品局(FDA)において2型糖尿病治療薬として承認されています。
【効果】
インスリンの分泌を促進して血糖値の上昇を抑制するため食後の満腹感が持続しやすい上、食べ過ぎも防ぎやすくなります。
服用方法・効果が出るまでの期間
オゼンピックの効果発現には個人差がありますが、3~4ヶ月が目安です。
オゼンピックは、0.25mgから投与を開始し4週間経っても効果が不十分なら0.5mgに増量。0.5mgを4週間経っても効果が不十分なら1.0mgといったように用量を適宜増量して使用します。
オゼンピックの使用方法は次の通りです。
・週1回0.25mgを週に1回・4週間投与
・週1回0.5mgを週に1回・4週間投与
(効果が不十分な場合には週1回1.0mgを投与)
※オゼンピックはその他のGLP-1注射とは異なり、週1回の投与となります。遅くとも0.5mgの段階で効果を実感できるケースがほとんどです。
※オゼンピックは、継続して使用することが重要です。使用し続けることで食生活が改善・習慣化することでダイエット効果が期待できます。
【副作用】
オゼンピックを使用することで起こりうる副作用が次の通りです。
頭痛、便秘・下痢、吐き気・嘔吐、胃のむかつき・腹痛
上記の副作用はオゼンピックの使い始めに出やすい症状で、ほとんどの場合は継続することで徐々に症状が落ち着きます。
【服用の注意点】
※オゼンピックは、他のGLP-1注射やインスリン注射を使用している方には処方できません。
※その他、オゼンピックを使用できない方が次の通りです。
・妊娠中・授乳中の方
・膵炎や胃腸障害の症状・既往歴がある方
・過度のアルコール摂取や副腎機能不全など低血糖の恐れがある方
※オゼンピックで用いられる針の太さは髪の毛程度と細く、痛みはほとんどありません。
「液が出ない、注入ボタンが押しづらい、押せない」という場合、多くは「注射針が正しく装着されていない」ことが原因です。
注射針を正しく装着したと思っても、注射針の後針 (注入器のゴム栓に刺さる針) がゴム栓以外の部分に接触した場合、
以下のような事象が認められる場合があります。
・折れた後針が刺さっている
・後針の折れ曲がり
・後針の破損
●正しい注射を行うために
「注射針はゴム栓にまっすぐ奥まで刺し、正しく取り付ける」
どうしてもまっすぐ取り付けることができない場合、利き手で注入器を持ち、注入器のほうを注射針に刺すようにすると正しく装着しやすくなります。
ノボ ノルディクス ファーマのホームページ参照
https://www.novonordisk.co.jp/content/dam/nncorp/jp/ja/products/how-to/injection/how-to/pdfs/NovoCareNews_No22.pdf
オゼンピックについて
・未承認医薬品等(異なる目的での使用)
本診療科目に用いるオゼンピックは、2型糖尿病の治療薬として厚生労働省に承認されています。
肥満治療目的での処方は国内で承認されていません。万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
・入手経路等
提携クリニックで処方するオゼンピックは、国内医薬品販売代理店経由で購入しています。
・国内の承認医薬品等の有無
リベルサスと同成分(セマグルチド)の注射製剤が、肥満症の治療薬として国内で承認されています。
・国内の承認医薬品等の有無
オゼンピックと同成分(セマグルチド)の注射製剤が、肥満症の治療薬として国内で承認されています。
・諸外国における安全性等に係る情報
アメリカ食品医薬品局(FDA)において2型糖尿病治療薬として承認されています。
ルセフィ
ルセフィ2.5㎎
SGLT2阻害薬に分類される糖尿病治療薬です。血液中から尿へ糖を排出することにより血糖値を下げ、体内の余剰な糖を排出する働きがあります。
ルセフィ5㎎
食事量を変えなくても摂取カロリーを抑えることができます。
服用方法
2.5㎎を1日1回朝食前又は朝食後に経口服用する。なお、効果不十分な場合には、経過を十分に観察しながら5mg1日1回に増量することができる。
【副作用】
副作用の症状として、食欲不振、吐き気や嘔吐、腹痛、のどが渇く、けん怠感、息苦しい、意識がうすれるといった症状があらわれます。
膀胱炎など尿路感染症、膣カンジダ症をはじめとする性器感染症があらわれることがあります。これは尿中に糖分が多くなり、尿路や陰部で微生物が繁殖しやすくなるためです。
ルセフィについて
・未承認医薬品等(異なる目的での使用)
本診療科目に用いるルセフィは、2型糖尿病の治療薬として厚生労働省に承認されています。
肥満治療目的での処方は国内で承認されていません。万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
・入手経路等
提携クリニックで処方するルセフィは、国内医薬品販売代理店経由で購入しています。
服用方法
10mgを1日1回朝食前又は朝食後に経口服用する。なお、効果不十分な場合には、経過を十分に観察しながら25mg1日1回に増量することができる。
【副作用】
低血糖、脱水症状・ケトアシドーシス(吐き気・嘔吐、食欲減退、腹痛など)、尿路感染症などがあります。
ジャディアンスについて
・未承認医薬品等(異なる目的での使用)
本診療科目に用いるジャディアンスは、2型糖尿病の治療薬として厚生労働省に承認されています。
肥満治療目的での処方は国内で承認されていません。万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
・入手経路等
提携クリニックで処方するジャディアンスは、国内医薬品販売代理店経由で購入しています。
服用方法
5mgを1日1回経口服用する。なお、効果不十分な場合には、経過を十分に観察しながら10mg1日1回に増量することができる。
【副作用】
低血糖、脱水症状・ケトアシドーシス(吐き気・嘔吐、食欲減退、腹痛など)、尿路感染症などがあります。
フォシーガについて
・未承認医薬品等(異なる目的での使用)
本診療科目に用いるフォシーガは、2型糖尿病、1型糖尿病、慢性心不全、慢性腎臓病の治療薬として厚生労働省に承認されています。
肥満治療目的での処方は国内で承認されていません。万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
・入手経路等
提携クリニックで処方するフォシーガは、国内医薬品販売代理店経由で購入しています。
防風通聖散62
(ボウフウツウショウサン)
胃腸が丈夫で食欲があり、赤ら顔で便秘気味、顔に吹き出物がありのぼせやすい人
・食欲を抑え、便秘を解消し、脂肪燃焼を促すことで肥満を解消していきます。
・脂肪燃焼は皮下脂肪だけでなく内臓脂肪にも効果があり、それらが燃焼することで代謝が向上します。
・吸収しなかった脂肪はそのまま便として排出されますし、体内の余分な水分の排出も促進されます。
・その結果、体に溜まった余分な脂肪や老廃物、水分が排出されてダイエットやむくみの解消に繋がります。
副作用
発疹、吐き気、軟便
防已黄耆湯20
(ボウイオウギトウ)
色白でぽっちゃり、むくみやすい人
・胃腸の働きを整え、水分代謝を高めることで肥満を解消していきます。
・下半身がむくみやすい方、体力の無い女性、お腹が緩くなりやすい方に。
・水太り体型の人に使用します。典型的には色白でブクブクと水太りしており、疲れやすく汗っかきなひと向けです。
・水分代謝を向上させて、体の余分な水を排出し、むくみや関節痛を改善します。おなかがブヨブヨと柔らかく下半身がむくみやすい傾向の人や、体力がない女性にも適しています。
副作用
発疹、食欲不振、胃部不快感
大柴胡湯8
(ダイサイコトウ)
がっちり筋肉質でストレスが多く、便秘気味の人
・脂質代謝の改善に関与しています。自律神経を整え、便秘を解消し、肥満を解消していきます。
・体力があり、筋肉質で便秘やお腹が張って苦しく、肩こり等を伴う人の諸症状に用います。気のめぐりを改善させることで自律神経や心身のバランスを整えます。
副作用
ごくまれに下記症状が見られることがあります。
発熱、から咳、息切れ、呼吸困難(間質性肺炎)
体がだるい、皮膚や白目が黄色くなる(肝機能障害)