まつ毛外用薬 まつ毛外用薬 まつ毛貧毛症とは? 「まつ毛貧毛症」とは、まつ毛が不足していたり、不十分な状態を指します。まつ毛が「少ない」「短い」、「細い」、と感じる方は、「まつ毛貧毛症」かもしれません。 まつ毛貧毛症の原因 まつ毛ケアによるダメージ、加齢、皮膚疾患、抗がん剤等の薬の副作用などが考えられます。 まつ毛ケアによるダメージ マスカラ、ビューラー、つけまつ毛、まつ毛エクステなど 加齢 年齢を重ねるにつれて、まつ毛の長さ、太さ、濃さは年々減少していきます。 皮膚疾患 アトピー性皮膚炎や乾癬などの疾患が原因で、まつ毛が抜けてしまうことがあります 薬の副作用 抗がん剤など、使用している薬の副作用でまつ毛が抜けてしまうことがあります。 とりあつかい治療薬 グラッシュビスタ グラッシュビスタは、米国ではFDAの承認により睫毛貧毛症治療(まつ毛貧毛症治療)に使われており、2013年10月の時点で世界23ヵ国で承認され、多くの方々に使用されている医療用医薬品です。日本では2014年3月に厚生労働省によって製造販売が承認され、同年9月から使用できるようになりました。2015年12月の時点で、「グラッシュビスタ外用液剤 0.03%5mL」は国内初・唯一の睫毛貧毛症治療薬(まつ毛貧毛症治療薬)として製造販売承認を受けた製品であり、主要成分であるビマトプロストの作用によりまつ毛が不十分であったり、不足している患者さんのまつ毛の「長さ」、「太さ」、「濃さ」を改善することが臨床試験で認められています。 購入する 効果 この薬は毎日塗布すると、まつ毛が長く、太く、濃くなることが期待できます。また、使用を中止するとこの薬の使用前の状態に戻ります。 効果が出るまでの期間 約1ヶ月で効果を実感し、2ヶ月で満足いく効果を期待できます。臨床実験の結果は16週間の利用で70%以上の方がまつげの長さ、太さともに十分な効果が確認されています。 グラッシュビスタの使用方法 1日1回使用してください。①ご使用前にグラッシュビスタは、夜、メイク落としと洗顔を済ませて清潔な状態にしてから使用します。コンタクトレンズは外してください。再装着は、本剤塗布15分以上経過後に行ってください。下まぶたに塗布したり、直接眼に点眼しないでください。②ブラシの準備ブラシを容器から取り出します。ブラシの毛先には触らないようにしてください(必ず専用のブラシをお使いください)。ブラシを水平に持ち、ブラシの毛先部分にグラッシュビスタを1滴落とし、染み込ませます。③まつ毛の生え際へブラシで塗る滴下後直ぐに、ブラシを使って、上まつ毛の生え際の部分を、目頭から目尻の方向へ丁寧に塗ります。下まつ毛には塗らないでください。塗る時には、液が目の中に入らないように、下まぶたにつかないように気をつけてください。塗布回数を増やしてもまつ毛の成長は促進されないので、1日1回を超えて塗布しないでください。④生え際以外についた液をふき取る液が上まつ毛の生え際以外についた場合は、コットンやティッシュなどですぐに薬液をふき取るか、洗い流してください。⑤ブラシを捨てる片方のまつ毛を塗り終えたら、その都度使用したブラシは捨てて、再使用しないでください。※片方を塗り終えたら、新しいブラシを容器から取り出し、もう片方の上まつ毛にも、先ほどと同じようにグラッシュビスタを塗ります。 副作用 メラニンの増加によりまぶたが黒ずむことがあります。また、目の周りが多毛になったりすることもあります。これらは、塗布を中止すると元にもどる可能性があります。この薬を使用する場合には、これらの症状について、医師、薬剤師などから十分説明を受けてください。また、まぶたの色調変化や、目の周りが多毛になることを防いだり、軽減したりするため、塗布後は目の周りについた薬をよくふき取るか、洗顔してください。まぶたのかゆみ、目がしみる、目のかゆみ、目の痛みなどの症状があらわれることがあります。このような自覚症状が持続する場合にはただちに受診してください。 ルミガン(ビマトプロスト) ルミガンは、もともと緑内障や高眼圧症といった目の病気を治療するための目薬です。しかし、グラッシュビスタと同様の成分が含まれているため、その副作用としてまつげが伸びたり、太くなったりすることが期待できます。まつげを伸ばしたり太くしたりする目的でルミガンを使用する際は、点眼するのではなく、上まつげの付け根のみに塗布するのが一般的です。 購入する 効果 この薬は毎日塗布すると、まつ毛が長く、太く、濃くなることが期待できます。また、使用を中止するとこの薬の使用前の状態に戻ります。 効果が出るまでの期間 約1ヶ月で効果を実感し、2ヶ月で満足いく効果を期待できます。臨床実験の結果は16週間の利用で70%以上の方がまつげの長さ、太さともに十分な効果が確認されています。 ルミガンの使用方法 グラッシュビスタと同様※専用のブラシ(アプリケーター)がございません。代用として、まつ毛用ブラシやリップブラシ、細い筆などでも代用が可能です。綿棒やコットンを使うと、薬液を吸ってしまい効果が薄まることがあります。 副作用 メラニンの増加によりまぶたが黒ずむことがあります。また、目の周りが多毛になったりすることもあります。これらは、塗布を中止すると元にもどる可能性があります。この薬を使用する場合には、これらの症状について、医師、薬剤師などから十分説明を受けてください。また、まぶたの色調変化や、目の周りが多毛になることを防いだり、軽減したりするため、塗布後は目の周りについた薬をよくふき取るか、洗顔してください。まぶたのかゆみ、目がしみる、目のかゆみ、目の痛みなどの症状があらわれることがあります。このような自覚症状が持続する場合にはただちに受診してください。 ご購入はこちらから グラッシュビスタ 1本(約2ヵ月分) ¥18,000 (税込) 購入する ビマトプロスト点眼液 1本(約1ヶ月分) ¥4,200 (税込) 購入する ルミガン点眼液 1本(約1ヶ月分) ¥6,600 (税込) 購入する ルミガン(ビマプロスト)について ・未承認医薬品等(異なる目的での使用)本診療科目に用いるルミガン(ビマプロスト)は、緑内障治療薬として厚生労働省に承認されています。まつ毛貧毛症治療の目的での処方は国内で承認されていません。万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。・入手経路等提携クリニックで処方するオゼンピックは、国内医薬品販売代理店経由で購入しています。・国内の承認医薬品等の有無グラッシュビスタが、まつ毛貧毛症治療として国内で承認されています。 グラッシュビスタとルミガンの違いは? グラッシュビスタとルミガンの大きな違いは、適応となる病気が異なることです。グラッシュビスタは睫毛貧毛症のための塗り薬ですが、ルミガンはもともと緑内障や高眼圧症の治療薬として使用されている点眼薬(目薬)です。もともとルミガンの主成分であるビマトプロストには、副作用としてまつげを伸ばしたり、太く濃くしたりする効果があることが知られていました。その特性に注目し、ルミガンと同じビマトプロストを主成分に、まつげのお悩み解決により効果的に使えるように外用薬として開発されたのがグラッシュビスタです。 注意点 次の方はビマトプロストを使用することができません・妊娠している方、授乳中の方・過去にビマトプロストに含まれる成分で過敏な反応が出た方